何にもない一日
布団の暖かさに包まれて目を覚まし
時間を見ると9時30分
そんなに遅くまで起きていなかったのに
ぐっすりと眠れるの寒くなってきたからだろう
冬がだんだんと近づいてきているのだと思う
少し気分が落ち込む。
寒さが近づくとカップルは磁石のように引っ付いて
外でデートしている
そしてクリスマスというカップルが一番に
大盛り上がるイベントがやってくる
イエス・キリストとサンタクロースなど
そんな過去の人達に興味はないのだろう
現在の恋人とどうやって過ごすのかで頭の中は
大会議しているだろう
俺には関係ないけどね
大学4回生にもなると
授業の回数が少なくなり、週に三回しか行かない
(それでも多い)
しかし、僕のような友達は少ないし、彼女もいないし、アルバイトの日数を減らされ予定もない男からすれば有難いことだ
外に出るという予定があれば、
何故か社会に認められてるような気がして
達成感を味わえる。
それが数少ない生きてる実感だと思っている
しかし、今日は授業もバイトもなく
友達の誘いもなくひたすら家に居た。
つまり今日一日死んでいた。
Twitterを開けば、タイムラインが何時間前かで
上にスワイプしても出てこない
そりゃそうだ、世間は学校に仕事に行ってるのだから
こういう時は自分だけ取り残されて置いてけぼりにされているような気になってソワソワする
そのソワソワから逃げるようにYouTubeを開く
YouTubeに違法アップロードされている
バラエティ番組を見て笑っている
違法なのに悪いことなのに面白い
罪悪感を笑いで誤魔化して、合法のように偽る
リアルタイムでテレビを見る時代は終わりなのかな
なんだかんだいって夜になり
そろそろ11月14日の終わって15日が始まった
明日は学校だから生き返る
今日は死んだ一日で無駄に過ごしたと思うが
たまにはこういう日もアリだと鎮痛剤を打って和らげる
毎日必死に生きてる人達はカッコイイよ
バカになんかしてられない
今日も一日お疲れ様です
部屋の上で神様のように居る照明に口パクで伝え
電気を消した。